文章術、書く人の本8選

文章術、書く人の本を8冊ピックアップしました。 


書く仕事がしたい


書く仕事がしたい 
佐藤 友美


内容紹介
「書く仕事」とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか。どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか。“必要最低限”の文章力とスキルとは。書くこと以上に大切な、書く仕事のリアルを公開する。

著者紹介
ライター、コラムニスト。
著書に「女の運命は髪で変わる」など。

今も昔も、文章術について教えてくれる本は(人も、講座も)たくさんあるが、「書く仕事そのもの」について教えてくれる本(人や講座)は、ほとんどない。

21年前、筆者が「経験ゼロから書く仕事につきたい」と思ったときに知りたかったこと、長くライターとして活躍してきたコツを、誠実に赤裸々に詰め込んだ一冊。

おもしろいのでスラスラ読めるし、名言や学びが多い。長く物書きとして生計を立てていきたいと思っている人は必見の本。


職業、ブックライター。


職業、ブックライター。 
毎月1冊10万字書く私の方法 

上阪 徹


内容紹介
成功者に代わって本を書き、思いを人に伝えるブックライター。取材のコツ、書く技術、時間管理からギャラの話まで、プロとして独立できるノウハウのすべてを公開する。

著者紹介
1966年兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒業。リクルート・グループなどを経て、フリーランスのライター。著書に「プロ論。」「書いて生きていくプロ文章論」など。

「ゴーストライター」ではなく、「ブックライター」。成功者が成功者たるゆえんを、取材して、言葉にして、世の中に出していく。

この本を読むと、ブックライターが大きな社会的意義のある仕事であることがよくわかる。

そして、文章を書くこと、書き続けるために必要な技術、ギャラ、コミュニケーション、信頼される人になるコツ。フリーランス、ライター、ブロガーが知りたいことがぎゅっと詰まっている。

出版業界の現状や編集者の仕事内容なども知れるので、読み物としても楽しいし学びのある本。

MEMO

面白いとは。すなわち独自性があり、その筆者である必然性があることだと私は思っています。

加えていえば、いま世の中に求められているもの。だからこそ本を作るときには、本全体に、その必然性を貫かないといけないのです。


小説家になって億を稼ごう


小説家になって億を稼ごう
松岡 圭祐


内容紹介
「本当は小説家は儲かる」という事実について、実際に儲かっている当事者らは沈黙を守りがち。年収億超え作家が、デビュー作の売り込み方法から高額印税収入を得る秘訣まで、小説家で「儲けて富を得る」方法を本気で伝える。

著者紹介
1968年生まれ。97年に小説家デビュー。著書に「千里眼」シリーズ、「ミッキーマウスの憂鬱」など。

本書は売れる小説家になるための秘訣とともに、売れっ子小説家になった場合、どのようなことが起こるか、浮かれないで気を付けておくべき点などを記載している。まるで宝くじが当たった人にみずほ銀行が贈呈する本のよう。

小説を書いてみようかな、と楽しくなるし、売れちゃったらどうしようと皮算用が楽しめる一冊。これはマジで実用書と言っても過言ではない。


取材・執筆・推敲


取材・執筆・推敲
書く人の教科書
古賀 史健


内容紹介
なにを訊き、どう聴くのか。構成をどう考えるか。原稿を「書き上げる」ためには…。

プロの「書く人」になるために必要な、取材法・執筆法・推敲法を伝授する。切り取って使う「ももたろう」ワークカード付き。

著者紹介
ライター

(筆者の自称)【文章本の決定版教科書】を読みきった。分厚かった。何度も寝落ちした。そういう意味では確かに【教科書】だ。うん。最後まで頑張ったわたし。

前半に参考になることが多かったかな。


何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術


何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術
山口 拓朗


内容紹介
「何を書けばいいかわからない」「文章がうまく書けない」という2つの悩みの解決策を提示し、あらゆる文章がスラスラ書ける5つのステップについて解説する。SNSで使える文章術も紹介。

著者紹介
フリーライター,インタビュアー,映画批評家,(株)アップリンクス取締役

SNS等のツールはあるが、何を発信してよいかわからない人のための「ネタづくり」「情報収集のコツ」、どう書けばいいかわからない人への「文章フォーマットの提案」など、とりあえず前に一歩進んでみたい人へのハウツー本。

特に「書く」ことを重視しているので、当たり前のように思えることや国語の授業でやった内容などももちろんある。それが逆に忘れていることを思い出させてくれるので面白い。

ぴっと読めるので、背中を後押ししてほしい人にはオススメ。


「バズる文章」のつくり方


「バズる文章」のつくり方
100万PV連発のコラムニスト直伝

尾藤 克


内容紹介
書くのが「苦手」「嫌い」でもコツさえつかめば、バズる文章をつくれる!

100万PV以上を獲得したコラムニストが、SNSの活用術とバズる文章のつくり方を紹介する。Twitterのフォロワーを増やす方法も伝授。

著者紹介
(株)スフィール代表取締役社長,一般社団法人アスカ王国青少年自立支援機構・理事

バズり続けるコラムニストが、バズるためのテクニックを紹介する本。

読者の感情に伝えかける、シズル感を出して興味を引く、といったことから、各種SNSの特徴や投稿内容・時間についての分析結果も記載している。比較の事例は参考になるし、読み物としても面白い。


「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。


「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
藤吉 豊/小川 真理子


内容紹介
現役ライターが文章術の名著「100冊」を読み込み、文章のプロが持つ共通のノウハウを洗い出してランキング化。

基本ルール、ワンランク上の文章を書くためのポイント、気を付けるとさらに文章がよくなる秘訣を紹介する。

著者紹介
株式会社文道 代表取締役。編集ユニット「クロロス」メンバー。日本映画ペンクラブ会員。

著者らは「文章の書き方」講座を主宰している。だが、本書はまったくそのノウハウを横において、「文章術のベストセラー100冊」のポイントを抽出してランキング化、ポイントを解説したものである。

文章のプロたち皆が「大切だ」と思っていることの共通点は、まさに普遍的で大事な特徴であった。

書きやすい文章の型、すぐに使える書き出し6パターンは参考になる。


記者ハンドブック


記者ハンドブック 新聞用字用語集
共同通信社


内容紹介
報道関連の用字用語の決まりや表記の基準を示したハンドブック。

異字同訓の一部漢字の平仮名使用を拡大して用例を整理するほか、ジェンダー関連用語を掲載した第14版。見返しに時差表、年齢早見表あり。

日本語の正しい使い方に迷ったときにピッと探せる用語集。

新聞記者用だけあって、記事の書き方、事件や法律の用語、地名など紛らわしい言葉の使い方や意味、使ってはいけない差別用語などがわかるので読み物としてとても面白い。

皇室について呼び名や記事にするとき注意点、スポーツ選手の敬称の付け方、世界新記録の考え方など何気に見所が多くてたまらない。



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