【悠々自適】おひとりさまを極める本

悠々自適にひとり暮らしを極めている人やミニマリストの本を集めました。


手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法


手ぶらで生きる。
見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法

ミニマリストしぶ

 
内容紹介
財布を持たず、服は毎日同じコーディネート。時間も思考も人間関係も必要最小限。人生のあらゆる局面において、ストイックに、ミニマルに自分を研ぎ澄ます著者が、最小限のお金で生きて、最大限の自由を手にする方法を綴る。
 
著者紹介
1995年生まれ。福岡県出身。「ミニマリズムの魅力を広める」を目的に事業を展開する「Minimalist」代表。

筆者は、ほしいものはなんでも手に入る、超裕福な「マキシマリスト」の家庭で育つが、父親の自己破産、両親の離婚を経て、おカネと向き合うことになり、考え方を変える。その後、必要最小限の生活に目覚め、「ミニマリスト」として幸せに過ごす今を語っている本。

その独特な考え方や理論には深みがあり、納得感が強い。学びがあるので一読の価値ある一冊。

MEMO

小さい住宅や車を購入し、その差額を見栄の消費意外に使えば幸せになれる
「幸せとお金の経済学」(ロバート・H・フランク著)の結論

MEMO

僕は以前、重度のコーヒー中毒だった。そんな僕だったが、カフェインの覚醒作用による気分の浮き沈みに惑わされるのをわずらわしく感じるようになり、カフェイン断ちを決意。

今はカフェインに限らず、砂糖、アルコール、タバコ、グルテン(小麦)など、依存性が強く中毒になりやすい物は避け、家からも完全撤廃している。脂肪分や添加物の多い加工食品も摂らない。

MEMO

僕がこの本で、一貫してお伝えしている「手ぶらで生きる」能力。それは「雑念がない状態」だ。

僕がなくすべきだと思う雑念は「お金」「時間」「空間」「管理」「終着」の5つである。


思い立ったら隠居 週休5日の快適生活


思い立ったら隠居
週休5日の快適生活

大原 扁理

 
内容紹介
ひきこもりじゃない、フリーターでもない、究極の遊び人生「隠居」をご提案! 地味にひっそりと隠居暮らしをする著者が、いかにして隠居スタイルにたどり着き、楽しく毎日を生き延びる方法を見つけてきたかを語る。
 
著者紹介
1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日の隠居生活を始め、年収100万円以下で6年間暮らす。台湾に移住し、海外でも隠居生活ができるのか実験。著書に「20代で隠居」など。

「次世代の隠居」「21世紀版・都市型隠居」を実践する筆者の暮らしとメンタルを紹介する本。究極のミニマリスト、シンプリストのようだが、スタイリッシュとはちと違う、てきとうで、こだわりがある、その感じがとても面白い。

辛酸なめ子さんのアンテナに引っかかったというのもよくわかるし、辛酸なめ子さんが書いたおまけマンガも楽しい。「隠フルエンサー」って造語もいい。

暮らしぶりには参考にすることも多く、テレワークに疲れた人や移住を考えている人にぜひ読んでほしい一冊。


ひとりサイズで、気ままに暮らす


ひとりサイズで、気ままに暮らす 
阿部 絢子

内容紹介
老後はノビノビ“おひとりさま”がいい! 73歳の生活研究家による、がんばりすぎない暮らしのヒント。ひとりサイズの暮らしのコツや、社会から孤立せず楽しんで暮らす秘訣、老い支度の仕方などを綴る。

著者紹介
新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。生活研究家・消費生活アドバイザー・薬剤師。著書に「老いのシンプルひとり暮らし」「ひとり暮らしのシンプル家事」など。

他人と同居することに居心地の悪さを感じる著者が、ひとり暮らしの気ままさを説く本。

老いにより動かなくなるからだ、億劫になる気持ちにどう向き合っていくか。ひとりをさみしいと思わない暮らしのヒント、逆にひとりだからこそ人に頼むことを恐れないこと、など目からうろこの情報もたくさん知ることができる。

また、終活のポイント、断捨離しながらも生活は楽しむこと、など生きるために必要な先輩の助言はとても心強い。

MEMO

年齢による病、心持ち、悩みなどといったものは、ハッキリとした答えがあるようでないことも多い。「どうして」ではなく、「どうすれば」を考えるのが大切だと思う。私は、気持ち切り替えの呪文「ま、いっか」を使っている。

MEMO

つきあい上手より、つきあい下手でいいのだ。誰に何と言われようと、いいではないか。持ち時間は有限だ。時間は大事に遣いたいから、これまでのつきあいをちょっと見直して、疲れるつきあいなどやめてもいいと私は思っている。

MEMO

私にとっての働くことは生きる甲斐性に繋がっているのだと、改めて思い知った。私はほんの少しの時間、あるいは若い人の嫌がる時間帯に、邪魔にならないように働ければいいと思っている。

MEMO

友人には子供がなく、親族に人生最後の始末を頼りたくないという。そこで「指定病院に献体をし、最後は病院で始末をしてもらう」書類を作ったそうだ。案外簡単だったという。

この話は私にとって朗報であった。最後の始末も、この方法でいきたい。ここまで始末ができれば、あとの日常のモノなどは、施設入所するときに、現実を見据えて考えればいいと思っている。


ひっそり暮らし


ひっそり暮らし
なち


内容紹介
誰かにもたれかかることなく、自分ひとりの足で立ち、ひっそり生きるー。

年収300万円台にして年間100万円の貯金を目標に、月々14万円で猫と一緒に楽しく暮らす、シンプルで素朴で前向きな生き方を紹介

著者紹介
会社員。
ファイナンシャルプランナーと宅建士の資格を活かして20代で分譲マンションを購入し、ひっそりと生活。

愛猫と楽しくシンプルに暮らしているなちさんの本。

スタイリッシュで丁寧な生活はとてもうらやましいし、マインドフルネス。

断捨離や片付けのお手本にもなる一冊。


本当に心地いい部屋


本当に心地いい部屋
ものが少ないからくつろげる、満たされるから帰りたくなる

筆子
 

内容紹介
視界のノイズ、必要のないもの、風や光をさえぎるものを減らし、自分にとって「心からほっとする部屋」を作りましょう。カナダ在住のミニマリストが、自分の今の気持ちを尊重した、心地いい部屋作りを紹介します。
 
著者紹介
1959年愛知県生まれ。ブログ『筆子ジャーナル』にて日々の暮らしや、海外ミニマリストの考え方を紹介。著書に「書いて、捨てる!」「買わない暮らし。」など。

ミニマリストの芯が通った生活スタイルを紹介した本。

部屋は1日を始めて、1日を終えるところ。住んでいる場所や、長時間過ごすスペースは、想像以上に私たちの心や行動に影響を与えている。

著者はこれまでの人生を振り返り、やらなくてよかったことや快適な暮らしのデザイン方法を読者に薦めている。

片付け本というよりは、心地いい自分でいるための部屋作りの指南本。読んでいるだけで気持ちがすっきりしてくる。

MEMO

部屋の中に文字がたくさんあると、無意識のうちに情報として処理され、脳の仕事が増えます。できるだけ不要な文字や情報がついているものを取り去りましょう。

そこにあるのが当たり前になっていると自覚しにくいのですが、好きでない字体や文章のせいで、気づかないうちに頭が疲れています。

MEMO

人がいいと言うものでなく、自分が好きなもの、自分がいいと思うもの、自分がいいと思うもの、心地よく感じられるものを部屋にあしらうと居心地のいい部屋になります。 


バッグは、3つあればいい


バッグは、3つあればいい
迷いがなくなる「定数化」

おふみ

 
内容紹介
バッグは3つ、傘は1本、靴は4足、コートは2着…。何をいくつ持つか決めて、それ以上は増やさない工夫をすれば、自然と家は片づく! 物量のリバウンドを防ぐ定数化のコツを紹介する。

著者紹介
ミニマリスト。ブログ『ミニマリスト日和』運営。


モノの定数を決めておけば、ショッピングでよく考えるようになるし、部屋は片づいたままでいられる。

本書は著者が何度も試行錯誤をくり返し、暮らしに迷いがなくなる最低限で心地よい秘訣を紹介している。

少なくてモノの在り処がわかる暮らしは、防災も兼ねていて学びになる。

目からウロコ、それでいいのか、と納得してしまうことも多い本。



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