女性芸人のエッセイを集めました。いとうあさこ、バービー、イモトアヤコ、たんぽぽ川村、ヒコロヒー、Aマッソ加納、紺野ぶるま、阿佐ケ谷姉妹、ぼる塾、フワちゃん好きは必見です。
あぁ、だから一人はいやなんだ。／いとうあさこ
あぁ、だから一人はいやなんだ。
いとう あさこ
内容紹介
緊張の、海外ロケでの1人トランジット。いつの間にか母と同じ飲み方してる「日本酒ロック」…。
芸人・いとうあさこが日常の出来事や何故か異常に覚えている昔の話などを綴る。
『幻冬舎plus』連載を単行本化。
著者紹介
マセキ芸能社・所属
あぁ、だから一人はいやなんだ。2／いとうあさこ
あぁ、だから一人はいやなんだ。 2
いとう あさこ
内容紹介
6年ぶりの引っ越しの譲れない条件。「ボヘミアン・ラプソディ」の胸アツ応援上映。人間ドックの検査結果の〇〇という一言…。
芸人・いとうあさこが、ただただ一生懸命生きる毎日を綴る。
『幻冬舎plus』連載を文庫化。
著者紹介
マセキ芸能社・所属
いとうあさこのエッセイ第2弾。
アラフィフのもてあましたわがままボディを恥ずることなく愛したり、誕生日を迎えて「ああ、今年もまた一年元気に過ごせた」と感じたり、今の自分をめいっぱい大切にすることの大事さを教えてくれる一冊。
読んでいて元気になるし、とても楽しい。ちょっとしたスキマ時間に読み進められるのもよい。旅行カバンにしのばせて持ち歩きたい本。
わたしもかわいく生まれたかったな／たんぽぽ川村エミコ
わたしもかわいく生まれたかったな
川村 エミコ
内容紹介
書くことでたぐり寄せた、幸せでも不幸せでもない、かけがえのない記憶-。お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコが、ちょっと生きづらく、でもどこかほっこりするような日々を綴る。
『よみタイ』連載を加筆・修正。
著者紹介
お笑いタレント,お笑いコンビ「たんぽぽ」メンバー
現在の川村さんを形成したであろう、なかなかハードなエピソードと、それに対する実に川村さんらしい対応と妄想。
ここまで川村さんの脳内に近づいたことがなかったので、逆に親近感がわいた一冊。見かけどおりと見かけによらずが、交互に来るのもなかなかオツ。
本音の置き場所／フォーリンラブ・バービー
本音の置き場所
バービー
内容紹介
ジェンダーによるギャップ、キャラ設定にもがき苦しむ日々…。「最も信頼が置ける言葉をもつ芸人」のひとり、バービーが、あふれる本音を思うがままに綴る。思い出レシピも掲載。
『FRaU web』連載に書き下ろしを追加。
著者紹介
1984年北海道生まれ。お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。エッセイの執筆、TBSひるおびコメンテーター、TBSラジオ『週末ノオト』パーソナリティなどを務める。
キャラや役割を考えると、本当に自分が思っている自由な発言ができない。
著者であるバービーが昔から感じているそうした自問自答から解き放たれて、好きに感じていることをおもいっきりぶちまけた一冊。
深い考えに納得するし、カラッとした明るさやバカバカしいことを断罪してくれる「一刀両断」も頼もしい。バービーをより好きになるし、より応援したくなる本。
しおりが３本あってカラフルで可愛い。グラビアもすてき、ふふふ。
棚からつぶ貝／イモトアヤコ
棚からつぶ貝
イモト アヤコ
内容紹介
初めてのご飯がドッキリだった「一生ついていこうと心に誓った人」、トライアスロン中に心を打ち抜かれた「背中で見せる理想の上司」、南極でテントが壊れても平気な「素敵なじじい」、全力で泥水に飛び込む「おもしろ女優」ほか、「拝啓 安室奈美恵さま」「わたしの新しい家族」etc.
等身大のイモトアヤコが出会った、旅先での人々、芸能界の友人たち、大好きな家族、そして夫。初のエッセイ集。
著者紹介
1986年1月12日生まれ、鳥取県出身。2007年から日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』に出演。ドラマ、舞台など俳優業にも活躍の場を広げる。『棚からつぶ貝』が初めてのエッセイ集となる 。
なかなか長尺でじっくり話を聞く機会のないイモトアヤコのエッセイ。
出演している日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』で経験した面白話、意外な友人関係、プライベートの素顔など、新しい一面を見られる一冊。
下ネタ論／紺野ぶるま
下ネタ論
紺野 ぶるま
内容紹介
すべての謎かけをちんこで解く芸人・紺野ぶるまが、日頃下ネタを言うにあたって考えていること、あまり人に話していないこと、恥ずかしい話、情けない話などを赤裸々に綴る。
著者紹介
1986年9月30日生まれ。東京都出身。21歳の時に松竹芸能の東京養成所に入り、お笑い芸人の道へ。
2015年にすべてを「ちんこ」で解く“ちんこ謎かけ”で話題に。2017年、2018年の「R‐1ぐらんぷり」では決勝進出。女芸人No.1決定戦「THE W」では2017年から3年連続で決勝進出している。
緻密な発想と計画を持ってあえての【ちんこ謎かけ】を行う筆者の脳内を知れる一冊。とてもエロに、ネタに、真摯に向き合っている。
ユーモアのセンスもあるが、並々ならぬ努力もあることがわかる本。紺野ぶるま、もっと世間に受け入れられたらいいのになあ～！そう、もう「一皮」むけてほしい！
きれはし／ヒコロヒー
きれはし
ヒコロヒー
内容紹介
いま最も注目されている女性芸人、ヒコロヒーによる初のエッセイ集！
ゴッドタン出演、R-1準決勝進出、ラジオの冠番組スタートなど、本業の芸人としてもブレイク直前。日常の何気ない疑問を独自のセンスで深堀りするnoteの記事もネットで話題になっている彼女の魅力が詰まった一冊。
著者紹介
1989年生まれ、愛媛県出身。近畿大学の落語研究会に所属し、学園祭で松竹芸能にスカウトされる。松竹芸能大阪養成所を経て、2011年デビュー。
世界観や台詞で魅せるコントを中心に活動するピン芸人。趣味は映画鑑賞、絵画鑑賞、読書、酒、煙草、麻雀、イラストなど。
自然体の生き方が人気を呼んでいるヒコロヒーのエッセイ集。
テレビやライブで見かける表面上ではわからない彼女の心の機微がよくわかる一方、芸人の生活、楽しい芸人とのやり取りなど、どこを読んでもクスッと笑える面白い一冊。
嫌いになれたら楽なのに、なんて思うわりに、本当は嫌いになんてなりたくないときちんと分かっている。
これが愛なのか執着なのか、そんなことも本当のところは分からない。
イルカも泳ぐわい。／Aマッソ加納愛子
イルカも泳ぐわい。
加納 愛子
内容紹介
めくるめく脳内フェスティバルと、キレキレの言葉のサーカス-。お笑いコンビ「Aマッソ」加納愛子の初エッセイ集。
『Webちくま』の連載「何言うてんねん」に、短編小説「帰路酒」等の書き下ろしを加えた全40編を収録。
著者紹介
1989年大阪府生まれ。2010年に村上愛とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。ネタ作りを担当。
流れるような大阪弁とヘンテコな思想が面白すぎて、ピピっと読み上げてしまった一冊。
Aマッソ、尖っているようでやや苦手意識があったが、本を読んでみたらワードチョイスや気になることのセンスが素敵で、いややっぱこの尖りが心地よいな、加納さん好きだわって思った本。
阿佐ケ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
阿佐ケ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
阿佐ケ谷姉妹
内容紹介
時にいざこざもあるけれど、おおむね楽しく自由に、のんびり暮らしております-。
女芸人・阿佐ケ谷姉妹の2人が、地味おもしろい同居生活を綴る。
『幻冬舎plus』連載に、書き下ろし恋愛小説2編を加えて単行本化。
著者紹介
高い歌唱力で、歌って踊れるピンクの ドレスの二人組。劇団東京乾電池研究所にて知り合い、以来親交を深める。 本当の姉妹ではないけれど、顔が似ているということでコンビを組むことに。
二〇一六年、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした『第 22 回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』」優勝。日本テレビ「女芸人 No. 1 決定戦 THE W 2018」覇者。現在、数々のバラエティ番組で活躍中。
江里子さんと美穂さんが交互に書くエッセイなのだが、仕事も一緒、住まいも一緒ということで内容が被っているのも微笑ましく、ふたりの顔を思い浮かべながら、タイトルどおり「のほほん」と読める。
時折 大竹マネが出てきたり、ひとりになりたくなった美穂さんが【みほシャットダウン】状態になったり、ふたりならではの共通語や暮らしぶりが知れる楽しい一冊。書き下ろしの小説もステキ。
私がそうしているから、あちらにもそうしてもらえるものだと思っているところから、ものさしが狂い始めるのかも。
やってもらうことは『必須』ではなく『サービス』なのだ。そう思うと、落ち着いてきました。
酒寄さんのぼる塾日記／ぼる塾・酒寄希望
酒寄さんのぼる塾日記
酒寄希望
内容紹介
女性お笑いグループ「ぼる塾」の育休中のメンバーが描く、笑いと友情エッセイ。ぼる塾の魅力と楽しい日常を優しい言葉で綴る。
メンバーのコーナーやぼる塾漫画なども収録。note連載を加筆・修正、書き下ろしを追加し書籍化。
著者紹介
1988年生まれ。東京都出身。お笑い芸人。漫才コンビ「猫塾」として活動後、お笑いカルテット・ぼる塾を結成。
産休・育休中の「ぼる塾」4人目のメンバー・酒寄さんの「ぼる塾」紹介エッセイ。
著者が長年彼女らと一緒にいるからか、エピソードのすみずみまでメンバーの口調がにじみ出ていて、目の前でくり広げられているようで読んでいてとても楽しい。
メンバーならではの楽屋ノリだったり、知られざるエピソードがあって、よりぼる塾が好きになる一冊。
フワちゃん完全攻略本 2020
フワちゃん完全攻略本 2020
フワちゃん
内容紹介
YouTuber芸人「フワちゃん」のファンブック。
プロフィールをはじめ、指原莉乃やEXITらとの対談、TV出演リスト、フワメンズ座談会、スーパーロングインタビューなどを収録する。
著者紹介
レペゼンYoutubeのNEO芸人。
超ハイテンションから繰り出されるトークと鬼ガラミYouTubeで話題沸騰。
大御所にも物怖じしない破茶滅茶な芸風で、最近はテレビでも大ブレイク中。
TVタレント、YouTuberとして大活躍中のフワちゃんが、自らこだわり抜いてつくったファンブック。
対談やインタビューは文字数多めにがっちり語ってるし、グラビアはフワちゃん満載のアゲアゲファンキーな面白写真で楽しいし、とにかく見ていて元気になれる一冊。
これはもう、アート。
あわせて読みたい
お笑い芸人のエッセイ（男性芸人編）
お笑い芸人のエッセイ（ラジオスター）
お笑い芸人がテーマの小説
お笑い芸人が書いた小説
お笑い芸人の分析本
【二足のわらじ】兼業お笑い芸人の副業本
このエッセイによって『初老』という言葉が四十歳の異称であることを教えてくれたあさこ姉さん。…ゾッとしました。
『ちゃんと健康であるなら別に丸くてもいいや、と40の誕生日に体重計を捨てた私』と言い切るあさこ姉さん。いさぎよさが大好きです。
生きていて、健康であるなら、それでいいと思える一冊。