【背筋ピーン!】知っておきたいエチケット・マナー本7冊


「マナー」「エチケット」「教養」「言葉づかい」というテーマで本を集めました。

人間関係やコミュニケーションに役立つ社交術を知りたい人、レストランや食事の作法に不安な方にオススメです。

ビジネスエリート、お嬢様、元客室乗務員、はたまたクマのプーさんなどから学べます。


クマのプーさんエチケット・ブック


クマのプーさんエチケット・ブック
A.A.ミルン/原案
E.H.シェパード/絵
メリッサ・ドーフマン・フランス/編著
ジョーン・パワーズ/編著
高橋 早苗/訳


内容紹介
不朽の名作「クマのプーさん」「プー横丁にたった家」の名場面とともに、プーさんとその友人たちが教えてくれるマナーとは? 思わず吹き出してしまいそうな可愛らしい教えたっぷりの本。

著者紹介
ミルン,A.A.(Milne, Alan Alexander)
1882年生まれ、1956年没。E.H.シェパード(1879-1976)のイラストとともに成る『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』であまりに有名なイギリスの作家

高橋早苗
東京都生まれ。翻訳家

この本を読みながら、振り返ってみると「くまのプーさん」の原書は、今まで読んだことがなかったということに気づいた。プーさんをプーと書いてあったり、ピグレットをコブタと書いてあったり、クリストファー・ロビンやイーヨーのイメージもちょっと違っていて、ひとつひとつのエピソードもほぼお初。

本題のプーさんをとりまく森のみんなと暮らすためのエチケットが、なんだかほっこり和みつつも、ユニークで、シニカルで、ほんわかする一冊。

MEMO

なにもしないでいること―――ただ歩きながら、きこえない音に耳をすまし、なにも思いわずらったりしないこと。そのたいせつさをみくびってはいけません。


「育ちがいい人」だけが知っていること


「育ちがいい人」だけが知っていること
今からでも「育ち」は良くなる!

諏内 えみ

内容紹介
「育ちの良さ」は、美人を超える一生の武器。「美しいお辞儀の仕方」「雨の日のすれ違い方」「常に新札を準備しておく」など、「育ちがいい人」が身につけている、ふるまいと心遣いを伝授する。

著者紹介
東京・渋谷マナースクール「ライビウム」代表,プレミアムライフプランナー

世界共通のマナーに加えて日本特有のしきたりやマナーも紹介してあり、いま一度じぶんの振る舞いを見直すことができた本。

中でも急な訃報を聞いて参列する場合のネイルについては私もかなり焦った経験があったが、「ジェルネイルのようにすぐに落とせない場合は、冠婚葬祭用の黒い手袋があると安心」とあり、目からウロコ。


お嬢さまことば速修講座


お嬢さまことば速修講座
加藤 ゑみ子


内容紹介
一般にお嬢さまと呼ばれる人々の会話を分析し、「恐れ入ります」「存じます」「あそばせ」など簡単で使用頻度の高い順に「お嬢さまことば」を紹介。楽しく読み進めるうちに、自然にお嬢さまことばが身に付く。

著者紹介
インテリアアーキテクト。(株)空間構造代表取締役。桑沢デザイン研究所インテリア住宅専攻科卒。加藤ゑみ子インテリアサロン、オープンハウスの設立を経て、1988年、(株)空間構造を設立

褒めたり、チクリと刺したり、やんわりはぐらかしたりする言い方が載っているので、人間関係・コミュニケーションに役立つ。

対処法を面白く学べてためになるので、読んで損はない一冊。


知っておきたい「食べ方」のマナー


知っておきたい「食べ方」のマナー
きれいな「食べ方」研究会


内容紹介
コース名すら理解できない高級レストランでの注文の仕方から、やっかいなあの料理の美しい食べ方、知らないうちにやっているお箸使いのNGまで。食事の席で恥をかかないためのマナーを、わかりやすいイラスト図解で紹介。

著者紹介
「食」をこよなく愛する大人の集い。伝統的な和食のマナーはもちろんのこと、洋食、中華料理からコンビニの食べ物まで、日々「正しく、美しい食べ方」をリサーチ・研究中。

ふだん何気なく食べているものに、実はお作法や順番があったり、どう食べるのが正解なだろうと思っていたやっかいな料理の食べ方も掲載されていて、参考になる一冊。

部屋タイプ別「和室(和食)」「洋室(レストラン)」「円卓(中華料理店)」の席事例では、机の位置や人数によっても上座下座が変わることがわかる。そのときになって焦らないよう、しっかり確認しておきたい。特に、洋食レストランではレディーファーストが基本のため、プライベートのときは女性が上座に座るそう。決まりなんだ!

和食では焼き魚・煮魚、洋食では魚のムニエルのきれいな食べ方を紹介しているが、箸とナイフ・フォークではお作法が若干異なるので、これも覚えておきたい。

土瓶蒸し、ロブスターのグリル、パイシチュー、パイ生地が堅いミルフィーユ、ナイフとフォークを使ったピザの食べ方、数人でシェアして食べるパエリアのテリトリー確認方法、中華料理の円卓マナーなど、読んで驚くことばかり。

MEMO

にぎり寿司のスマートな食べ方
・にぎりを静かに横に倒し、親指、人差し指、中指の3本でつまむ
 (箸を使う場合は、箸先でくずれないよう静かに倒し、ネタとシャリ側に箸をあててはさむ)
・しょうゆはシャリではなく、ネタのほうに少量つける

MEMO

生ハムメロンのおいしい食べ方
・フォークとナイフを使って生ハムをメロンから外し、皿の手前に移す。それから生ハムを一口サイズに切る。
・メロンは右から皮と果肉の間にナイフを入れ、左側は1/3残す。回転させて一口大に切る。
・メロンと生ハムをいっしょにいただく。


上品な人に見える食事のマナー


上品な人に見える食事のマナー
TJ MOOK
 

内容紹介
食べる姿を見ると、その人となりが見えてくる。美しい姿勢で、正しく食器を扱い、丁寧に食べている人は、それだけで上品に見える。品性・品格が問われる所作としての食べ方を写真で丁寧にわかりやすく紹介する。

食べ方はいつでも、何歳からでもブラッシュアップできる。本書は食事のマナーについて、特にエレガントな食べ方に着目して伝える本。

白い服でカレーうどんを食べられるか?イカ墨パスタを唇や歯を真っ黒にしないで食べられるか?かたいバゲットや層がたくさんあるクロワッサンなどのパンくずを食べたあとも美しくいるためには?目からウロコのちょっとしたコツが知れるのは嬉しい。

他にも言われてみればきれいな食べ方を知りたい料理がたくさん!目玉焼き、冷奴、ステーキ、サンマ、寿司、とうもろこし、大福、ミルフィーユ、パフェなどなど、一読しておくとためになる一冊。

すべての答えがここにあります。


ビジネスエリートが身につけたい教養としてのダンディズム


ビジネスエリートが身につけたい教養としてのダンディズム
御手洗昭治


内容紹介
デキるビジネスマンの作法、ユーモアセンスの磨き方、言語外情報の伝え方…。ビジネスエリートが教養として身につけておきたい紳士の流儀を、英国文化やアイビー・リーグのインテリジェンスからわかりやすく解説する。

著者紹介
札幌大・外国語・教,学術博,専:異文化間コミュニケーションと社会科学

異文化の人びととの交流が多くなった現代に、彼らとの交際や商談の場面などで、自信をもってふるまうために知っておきたい「紳士の流儀」「ダンディズム」を紹介する本。

歴史的背景をもとに、欧米を中心に世界各地のマナー、社交術、ファッションなどを紹介しており、中には知らずに振る舞うと周りから見て恥ずかしいものもあるので、男女関係なく一度は目を通しておきたい。

なお、上記『知っておきたい「食べ方」のマナー』とは、食事の作法に関して共通する部分がある。しかしながら、前述の本がどちらかというと女性向けであるのに対し、こちらはタイトルにもあるとおり男性向け。違いを楽しむのもまた一興。

MEMO

経済学の巨人と称されたハーバード大学の経済学者、ケネル・ガルプレイスは、「余暇の過ごし方には3段階ある」と指摘する。

第1段階が「怠惰」であり、無駄に過ごしている時間。第2段階は、「気分転換」で心身ともにリフレッシュする時間、第3段階は、心の平常を養うための「自己実現」。つまり、やりがいや生きがいを発見し、人生を豊かにすることである。

MEMO

握手には隠されたパワーがある。

握手は「サイレント・ランゲージ」であり、意識下の感情や思考を映し出し、信頼、友情、共鳴、それに自尊心などを伝えるものである。


チャンスも幸せも手に入れている人のやわらかい「品」の見せ方


チャンスも幸せも手に入れている人のやわらかい「品」の見せ方
吉原 珠央


内容紹介
スマホやPC画面はピカピカに。モノを手渡す時は両手で丁寧に。知らない人でも目が合ったら口角を上げる…。職場やデート、会食など、あらゆるシチュエーションで魅力が瞬時に伝わる、やわらかい「品」の見せ方を教えます。

著者紹介
イメージコンサルタント,DC&IC代表,米国国際イメージコンサルタント協会NY支部会員,元・全日本空輸(株)客室乗務員

上品そうに見える振る舞いは、完璧であればあるほど、実は近寄りがたさを増長することもある。筆者はそこに丁寧な気遣いややわらかな親しみやすさを加えることをアドバイスしている。

本書では、仕事や恋愛、友人や家族関係など、あらゆる場面で活かせる「品もあって心地よさも感じられる人」になるためのコツをまとめている。

いわゆる一般的なマナー本とは一線を画すが、自分のふるまいは雑だなーと思っている人には読んで役に立つだろう一冊。

MEMO

私たちが自信をなくしたり、落ち込むとき、結局は社会や自分自身がつくり上げたバイアス(偏見)がかかったものと比べてしまっていることが考えられます。

『人は人』であると受け止め、『私は私!』と胸を張っていきましょう


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