短期集中!老後資金に差をつける!お金・税金・確定申告の本11選

人生100年時代、老後2000万円問題は目前!老後資金はどれぐらい必要?生活費いくらでシミュレーションして計画を立てればいいの?ここで一度、お金の勉強しませんか?

税金の種類、医療費控除や住宅ローン控除といった減税対策、スマホ・e-taxを使った確定申告のやり方などが学べます。公務員の資産運用、共済預金やiDeCo活用もおすすめ。

2023年確定申告対応、インストール型会計ソフト「弥生会計(やよい)」、クラウド型アプリでオンラインクラウド会計「マネーフォワード」の実用書も紹介します。


人生にお金はいくら必要か


人生にお金はいくら必要か 
山崎 元/岩城 みずほ


内容紹介
毎月いくら貯蓄すれば老後の不安は解消するのか。

「老後資金2000万円問題」をどう理解すべきかを説明し、自分の数字でお金の必要額を計算する「人生設計の基本公式」とその使い方を解説。将来の年金額の推計方法も伝える。

著者紹介
1958年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表。

いろんなビジネス本でお金のいろんな運用方法を見てきたが、本書では貯蓄を適切に運用するための【シンプルで正しい運用方法】を紹介している。

リスク資産と無リスク資産のバランスなど納得でき、結局は今の年齢とこれからの働き方をよく分析して老後資金から逆算して貯蓄するってことなんだなあと思った。


すみません、金利ってなんですか?


すみません、金利ってなんですか?
小林 義崇


内容紹介
金利、普通・定期預金、源泉徴収・年末調整、株…。お金に関するあれこれを、マネー知識ゼロの超・文系編集者が、元国税局のお金のプロに洗いざらいイチから聞く! 対話形式で解説した、もっとも初歩的なお金のトリセツ。

著者紹介
1981年生まれ。福岡県出身。西南学院大学商学部卒業。元国税専門官、フリーランスライター、Y-MARK合同会社代表。

元国税局職員が本当に生活に必要なお金にまつわる基礎中の基礎知識をものっっっっすごく分かりやすく教えてくれる本。

給与明細や年末調整の中身が実はわかっていない人、気になっているけど今さら聞けない税金、銀行、年金、投資、保険、仮想通貨について学べる本。

読んでよかった頭が晴れた。お金に疎いと感じている人にはぜひ読んでほしい一冊。


稼ぐ人は思い込みを捨てる。


稼ぐ人は思い込みを捨てる。
みんなの常識から抜け出して日本の真実を見るスキル
 
坂口 孝則


内容紹介
「日本人の生産性は低い」「日本人はリスクが嫌い」「日本は起業しにくい国」は、本当か?

日本をめぐる<12の真実>から見える、「今ない仕事」「今ない働き方」が次々生まれる時代の乗りこなし方を明らかにする。

著者紹介
バイヤー,調達業務研究家,「購買ネットワーク会」代表幹事,株式会社アジルアソシエイツ・勤

いつも情報番組で快活にビジネスや時事問題にわかりやすくツッコミや解説を入れる坂口さんの本。ビジネスの話題を中心に、我々日本人の固定観念に囚われた思い込みと実際の事実を並べて説明している一冊。

グローバルな視点やデータを基にしているので、目からウロコ的な話が多い。コロナ禍の分析までしっかり入っている最新のビジネス本。


無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 


無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 
勝間 和代


内容紹介
時間は「管理」ではなく「投資」するものです!

全体の時間のうち10%も使えていない「投資の時間」をどうやって増やしていけばいいかをメインテーマに、16年間で10倍の年収を実現した著者のノウハウすべてを伝授する。

著者紹介
東京都生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。経済評論家(兼公認会計士)。男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。

時間管理の原則のひとつに、”必要以上に『いい人』でいることはコストになる” とあった。

“場のコントロール権を持たないまま、『いい人』であることで認められようとするとどんどん雑用係になってしまう” ともある。つい感情のままによかれと動いて墓穴を掘ることがたまにある。これだよ。ストンと腑におちた。気をつけよ。

この他にも、うっと刺さる悪循環を何度も指摘されたり、読んでみたいと思える本の紹介があったり、すごくためになる一冊。

『この本で人生が変わった』という人がいたから読んでみたけれど、確かに一見の価値あり。著者をテレビのイメージで決めつけてはいけない。


投資なんか、おやめなさい


投資なんか、おやめなさい 
荻原 博子


内容紹介
銀行、証券会社、生命保険会社がいま生き残りを賭けて私たちのお金を狙っている。あらゆる投資商品でカモの争奪戦を繰り広げているのだ。経済ジャーナリストが、騙されないための資産防衛術をつぶさに説く。

著者紹介
1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。家計経済のパイオニアとして、経済の仕組みを生活に根ざして平易に解説する第一人者として活躍。著書に「隠れ貧困」など。

投資商品を買う場合、パンフレットに書いてある言葉の裏を読んで、そのリスクに自分が耐えられるのかを考えられるか。商品の種類や用語、銀行仕組みや海外モノのカラクリ、これらわかりにくいお金の話を事例や数字を使ってものすごくわかりやすく解説してくれる一冊。勉強になる。

結局のところ、老後までになんとか手持ちのお金を準備しておかなくてはというなら、状況次第ですぐに引き出せる預貯金や、自分で投資方針が決められる株式投資などを選ぶべき、とのこと。

投資商品それぞれの真のリスクの正体がわかって経済初心者が少し賢くなれる本。


1億円貯まったので、会社を辞めました。


1億円貯まったので、会社を辞めました。
坂口 一真


内容紹介
お金を貯めるのに一番重要なことは生活スタイルや感覚。ムダな付き合い・見栄・不安を捨てれば、一生モノの“貯まる体質”が手に入る!

普通の会社員が楽しく過ごしながら1億円を貯めた77の秘訣を紹介する。

著者紹介
元・技術系会社・主任

投資に頼ることなくライフハックや節約を中心に、アーリーリタイアを実現した筆者のコツがぎっしりな一冊。

それでいて、趣味のアウトドア・キャンプや海外旅行を満喫しているのもとても魅力的。節約と趣味の贅沢のバランスはぜひマネしたい。


読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方


読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方
山崎 俊輔


内容紹介
ほったらかし投資で1000万円、ATMで引き出す金額は「8000円」に、SNSを見る前に5秒で家計簿アプリ入力…。

お金に関する新しい常識や、増やすヒントを余すことなく伝える。『日本経済新聞電子版』連載を書籍化。

著者紹介
ファイナンシャル・プランナー,消費生活アドバイザー,日本年金学会・所属,元・日本生活設計,FP総研・勤


9割の公務員が知らないお金の貯め方・増やし方


9割の公務員が知らないお金の貯め方・増やし方
林 誠


内容紹介
公務員こそ資産運用! お得な「共済預金」、仕事にも活きる「株式投資」、個人型年金「iDeCo」…。

自身も地方公務員の著者が、地方公務員に向けてお金との上手な向き合い方を伝える。

著者紹介
地方公務員,中小企業診断士,元・電気会社・勤

実は経済に疎い公務員が、お金のことを考える入門書として読んでおくにはよいと思う本。

ただし、資産運用のところはもっと別の本を読み漁って知識をつけた方がよい。

まあ、とにかく公務員は金利の良い共済預金を活用すべし、ってことがよく分かる一冊。


マンガでわかる!税金のすべて


マンガでわかる!税金のすべて ’22〜’23年版
サラリーマン/自営業者/個人事業者/相続・贈与/不動産…etc

須田 邦裕


内容紹介
誰もが知っておくべき税金の基本知識から、サラリーマンや個人事業者、不動産の売却や相続といった立場やケースごとの税金、上手な節税方法まで、複雑で多岐にわたる税金についてマンガや図でわかりやすく解説する。

著者紹介
税理士

サラリーマン、自営業者、個人事業者など広く対象にした税金マニュアル。

サラリーマンと個人事業者それぞれのメリット・デメリット、節税やケース別ポイントもわかりやすい言葉とユニークな漫画で紹介している。

個人事業主の確定申告、マイホーム、相続、贈与、株取引など、ライフステージごとに必要になる情報が満載。気になったときにパラパラめくるに使える一冊。


確定申告を簡単に自動化してラクする本 マネーフォワードクラウド確定申告公式ガイド


今すぐできる!ゼロからできる!
確定申告を簡単に自動化してラクする本 2020年版
マネーフォワードクラウド確定申告公式ガイド

アクセス/マネーフォワード

内容紹介
クラウド確定申告ツール「MFクラウド確定申告」の公式ガイドブック。確定申告や帳簿づけの基礎知識・注意点について解説し、「MFクラウド確定申告」の基本的な手順を紹介する。事例別仕訳方法も掲載。軽減税率に対応。

確定申告(青色申告)の会計ソフトは、やよいなどの買い切りインストール型とマネーフォワードなどのクラウド型がある。

ソフト導入の価格や入力の際の反応速度を考えるとインストール型がよいと言われる一方、クラウド会計はネットバンクやクレジットカードとの連携ができるという利点をもつ。

実際のところクラウド型の使い勝手とはどうなのか?と思い、読んでみた一冊。

自動取得した出入金データに対して、自動取得のたびに登録した仕訳を自動学習し提案精度が向上していくというのは、ちょっとした手間がかからなくて済むので、ストレスや時短にありがたい機能。これに慣れたらインストール型には戻れなそうだなあ。


はじめて使う弥生会計


はじめて使う弥生会計23
オールカラー図解

嶋田 知子/前原 東二


内容紹介
弥生会計23の操作をオールカラーでわかりやすく図解。実務的なワンポイントや、税理士からのアドバイスも盛り込む。

インボイス制度に対応。仕訳入力の練習問題付き。スタンダード&プロフェッショナル対応。

著者紹介
スリーエスフォーラム株式会社・ネットワーク事業部・主任インストラクター

中小企業や個人事業主向けに開発・発売されている会計ソフト「弥生会計」の使用ガイドブック。簿記の知識がなくても、仕分けテンプレートから取り引き例を選択できるなど、売上ナンバー1だけあって使い方が優しい。

最新の弥生会計では、インストール型だけでなくクラウド型アプリ「弥生オンライン」シリーズもあるようで、PCの容量に不安があったり複数人で入力・確認したい場合には、クラウド型のほうがよさそう。個人事業主専用の「やよいの青色申告」というバージョンもあるらしい。ふむふむ。

自分の働き方に応じて適した製品を選ぶ必要があるんだなあ。


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