定年前後の生き方(実用書)

定年前後の生き方で参考になる実用書を集めました。仕事、お金、暮らしなど、備えておくために一読の価値ありです。


定年一年生の教科書 定年後も働く!勝ち組アルバイト

定年一年生の教科書 定年後も働く!勝ち組アルバイト


定年一年生の教科書
定年後も働く!勝ち組アルバイト

55+ライフデザイン室


内容紹介
シニアバイトの実態って? どんな仕事がある? どうやって探すの? 応募するにはどうすればいい? ありがちなトラブルって?

定年後の働きかたのひとつであるアルバイトについて、マンガでわかりやすく解説する。

著者紹介
これからシニア世代を迎える人や、すでに迎えた人のためのライフデザインをわかりやすくガイドするために生まれた編集室

定年後の元気なうちは少ない年金をひやひやしながら食いつぶすよりも、アルバイトに出て社会貢献&健康維持をして賃金を得よう!という働き方を勧める一冊。

シニアバイトに求められる資質や求人、実際の事例などすぐに役立つ情報や再就職に罹る履歴書の書き方、面接の仕方まで至れり尽くせりな本。イラストコミックになっていて読みやすいのも◎。


役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ

役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ


役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ
荻原 博子


内容紹介
働き方、銀行、保険・年金、住宅…。定年後の生活に役立つ「知っていれば、ちょっとおトク」で、簡単にできるお金の裏ワザを紹介。

定年退職者が警戒しなくてはいけない投資や保険加入のワザなども説明する。

著者紹介
1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。大学卒業後、経済事務所勤務を経て独立。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアで活躍。著書に「年金だけでも暮らせます」「投資バカ」など。

定年前後に得する(損しない)お金の裏ワザを経済ジャーナリストの荻原さんがまとめた本。

特に壮年期の方に向けた厳しめの注意点は、なるほどなと納得させられる部分が多い。

情報技術が進むにつれて、私自身もしっかりついて行って老後に備えなければならないと認識させられた一冊。


定年前後の「やってはいけない」人生100年時代の生き方、働き方

定年前後の「やってはいけない」人生100年時代の生き方、働き方


定年前後の「やってはいけない」
人生100年時代の生き方、働き方

郡山 史郎


内容紹介
定年後うまくいく人といかない人は、どこが違うのか。多くの再就職をサポートしてきた人材紹介のプロが、定年前後の「やってはいけない」ことを、仕事やお金、健康、人づきあいなど、さまざまな面から解説する。

著者紹介
1935年生まれ。一橋大学経済学部卒業。株式会社CEAFOM代表取締役社長。ソニーPCL社長、ソニー顧問などを歴任。著書に「定年前後の「やってはいけない」」など。

現職(社名や役職)に固執する人ほど転職がうまくいかない。新しいことを覚えられて体もよく動くのは45歳まで。そこからゆっくり退職後に働ける第2の職場を探し始めるのがいい。老後に起業してはいけない。

立派な経歴を持ってしても、再就職に苦労した筆者と、そこからリタイア人材の派遣業を立ち上げた経験と実績に基づく仕事とお金の話。一読の価値ありありあり。


年金生活者・定年退職者のための確定申告

年金生活者・定年退職者のための確定申告


年金生活者・定年退職者のための確定申告
山本 宏


内容紹介
年金生活世代の確定申告の手続きをわかりやすく解説。

「パートやアルバイトの収入がある」「退職金や満期保険金を受け取った」「天災や盗難の被害にあった」など具体的な事例を多数収録。ダウンロード付録付き。

著者紹介
山本宏税理士事務所・所属,税理士,ファイナンシャルプランナー,(有)アセットプランニング代表取締役

年金生活者・定年退職者などシニアのための確定申告マニュアル。大きめサイズ&超デカ文字で読みやすく、内容もケース別に書かれていて親切。

中身は確定申告用を主としているため、やや難解。しかしながら、実際に作業するときに手元にあると安心するであろう一冊。


必ず役立つ退職手続きマニュアル

必ず役立つ退職手続きマニュアル


必ず役立つ退職手続きマニュアル
花本 明宏/星野 年紀


内容紹介
会社をやめると、健康保険や年金に新たに加入したり、失業給付といった収入の補塡を自ら手続きする必要がある。

複雑な退職の際の手続きを、図表やフローチャートでわかりやすく説明する。

著者紹介
民間企業で人事労務業務に従事するかたわら社会保険関係の執筆などで活躍

定年退職、結婚退職、転職など、退職理由のケース別に手続きとルールが書き分けられてあるので、基本は該当ページだけ読めば完結する。逆をいえば、重複している事項が多い。勉強として読むぶんには、重なるポイントはそれだけ重要だという認識に繋がるのでよし。

わかりやすく整理されているので、退職前後の混乱時にある人にはすっきり読めて使いやすいはず。


70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!

70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!


ひとり暮らし、料理苦手でもOK!
高齢者在宅栄養指導のスペシャリストが教える
70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!
塩野崎 淳子


内容紹介
高齢者が知らぬ間に陥る「低栄養」を防ぐ! ひとり暮らしや料理が苦手な人でもできる「栄養バランスを考えた手抜き料理」を作るためのノウハウを紹介。缶詰やカット野菜を使ったレシピ、3食献立例も掲載する。

著者紹介
1978年大阪府生まれ。女子栄養大学栄養学部卒。管理栄養士・在宅訪問管理栄養士・介護支援専門員(ケアマネジャー)。一般社団法人日本在宅栄養管理学会理事。介護予防教室の講師も務める。

食が細くなって料理をするのも面倒くさい。そういった高齢者は、ご飯だけ、菓子パンだけといった食事の偏りに陥りがちで、それではタンパク質が不足し、低栄養で体が弱ってしまうらしい。

著者は以前は病院で栄養管理の仕事をしていたが、ケアマネジャーの資格を取得し、居宅介護支援をはじめたところ、高齢期特有の身体機能の低下が、食事の質も量も低下させていたことに気づく。

そこでケアマネとしてではなく管理栄養士として栄養管理の重要性を認識し、栄養状態の悪い「低栄養」の方向けの「栄養バランスを考えた手抜き料理」を発明・伝授している。

本書では、低栄養を防ぎ、健やかな高齢期を過ごすためのタンパク質の取り方、栄養価の高いお得な野菜、栄養バランスの整え方のヒントを学べる。

高齢者だけでなく、炭水化物ばかり食べがちな人、栄養バランスが気になっている人にもオススメの一冊。


50歳からの「脳のトリセツ」


50歳からの「脳のトリセツ」
定年後が楽しくなる!老いない習慣

和田 秀樹

 
内容紹介
「みんなと同じ」は老化の兆し! 意欲や感情のコントロールをつかさどる「前頭葉」から始まる脳の萎縮。前頭葉を鍛えるために必要なマインドチェンジと日常の習慣を解説する。『THE21』連載を大幅に加筆修正。

著者紹介
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。国際医療福祉大学心理学科教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。「I&Cキッズスクール」理事長。一橋大学経済学部非常勤講師。

日本人に必要なのは、アメリカにならったアンガーマネジメントではなく、不安のコントロール力である。と筆者は言う。

日本の教育や慣習を例に説明され、読み進めていくうちに本当にそうだなと、納得してしまう。

老いないためには、考える脳が必要。

不安耐性をつけるためには、用意周到な準備をしておくこと。つまり、先回りを考えて自分を安心させることが大切だと教えてくれる一冊。

MEMO

 どんな頭のいい人でも、バカになってしまうときがあります。
  そこで必要になるのが、自分がバカになってしまうのはどんなときか、いつ、どんな場面で感情が乱れやすいかを知っておくことです。

MEMO

 大半の日本人がコントロールできていない感情は、怒りではありません。怒りよりもはるかに、日本人の判断を歪めているのは、不安の感情です。
  日本では、怒りのせいで破滅する人より、不安のせいで破滅する人のほうが多いのです。

MEMO

 日本人は不安耐性が弱い。 
  不安を抱いたなら、最悪の事態まで視野に入れてソリューションを考えるべきです。
  複数の選択肢を用意したうえで、最善と思われる方向性を定めておけば、いざというときのダメージは最小限に抑えられます。

MEMO

今からでも不安のコントロール力をつけましょう。自分が日ごろどんな不安を抱いているのか、その不安はどれくらいの確率で起こりえるのか、偏った判断をしていないか、予防策や対応策は用意しているか、振り返ってみましょう。


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