占いブームの昨今、ジャンルが多すぎて「スピリチュアル難民」になっている人、興味はあるけどなんか怖い・踏み込めないと思う人にオススメの本を紹介します。
また、故人の死で悲しみが癒えない方向けに、心に寄り添うカウンセリングのような、グリーフケア本も紹介します。
気になるスピリチュアルカウンセラー全部かかってみました!
気になるスピリチュアルカウンセラー全部かかってみました!
スピリチュアルライターさくら真理子がいく
さくら真理子
内容紹介
宇宙の法則に閉経はない!? 二股をすれば結婚できる!?
スピリチュアル難民として遭遇した、数々のトンデモ体験を紹介。1000万円以上を費やして編み出した、本物のスピリチュアルカウンセラーを見分ける技術も伝える。
著者紹介
福岡県出身。スピリチュアル系専門のライター。
スピリチュアル系のトリセツ
スピリチュアル系のトリセツ
辛酸なめ子
内容紹介
パワーストーン、風水、死者との交流、チャクラ、誘導瞑想…。増え続ける「スピリチュアル系」の人々の実態を真剣に分析する。各ジャンルの人と仲良くなる方法も紹介する。
『ウェブ平凡』連載に書き下ろしを加えて書籍化。
著者紹介
漫画,イラスト,本名:池松江美
辛酸なめ子さんがこんなにスピリチュアルに没頭していた人だとは思わず、まずは驚く。
いわゆる「スピリチュアル系」と呼ばれる人たちを「スピ度レベル」に分けながら、陶酔しているジャンル内容をわかりやすく紹介してくれる本。
各ジャンルについて実体験を踏まえながらとても詳しく書かれていて、かなり有名な方のワークも参加しているので、好きな人はもちろん興味のある人も楽しく読める一冊。
著者本人が好きで通っている反面、ちょっと「トリセツ」部分でイジっているような気がするのも、ちょっとシニカルで笑える。
世界197ヵ国のふしぎな聖地&パワースポット
地球の歩き方 旅の図鑑 W10
世界197ヵ国のふしぎな聖地&パワースポット
神秘の古代遺跡 驚異の大自然 謎の巨石 祈りと奇跡の地
地球の歩き方BOOKS / 旅の図鑑シリーズ
内容紹介
落ちない金色の巨石(ミャンマー)、宇宙人壁画(アルジェリア)、伝説のアトランティス(ギリシャ)…。
世界197カ国の聖地とパワースポットを徹底紹介する。早わかり年表、用語解説等も収録。
データ:2021年7月現在。
聖地やパワースポット巡りといったスピリチュアルなことが好きな人、雑誌ムーやミステリー系の話が大好きな人にはオススメの一冊。
巨大な岩や信仰、不思議な文化・風習が一堂に会する本なので、もうワクワクがとまらない。
聖地は、その土地の人々の大切な場所なので、行くときは気をひきしめてくださいませ。
夢でもいいから亡くなった人に会いたい
夢でもいいから亡くなった人に会いたい
宝玖
内容紹介
鑑定歴25年、これまで9000人もの遺族の相談を受けてきた著者が、亡くなった人に会う方法を公開。さらに、霊視鑑定の現場から贈る、よそでは聴けない「あの世」の話も満載。
著者紹介
高野山にて僧籍名『宝玖』の得度を受けた占い鑑定士。亡くなった方や神仏、高次元よりのメッセージ、占い霊視鑑定師として
ご相談者の方々、ご縁のあった方から教わった本当にあったスピリチュアルな話」に触れ、魂とあの世の存在を伝えている。
喪失の苦しみを希望の光で、暖かく、優しく、癒してくれるヒーリング本。
いま現在、亡くなった人に会えなくて辛いと思っている人には、ぜひとも読んでほしい一冊。悲しみをすこし超えて、こころがきっと楽になるはずです。
死んだ後には続きがあるのか
死んだ後には続きがあるのか
臨死体験と意識の科学の最前線
エリコ・ロウ
内容紹介
科学者や医師が研究に値すると判断した、世にも不思議な臨死体験を紹介。臨死体験とはどんな現象なのか、欧米で臨死体験が科学研究として発展した過程を解説するとともに、新たな発見が示唆する人間の可能性にも触れる。
著者紹介
ジャーナリスト、ドキュメンタリー・プロデューサー、バイオ・エネルギー・トレーナー。米国シアトル在住
1970年代以降、欧米を中心に数千例を超す“臨死体験”報告があったそうで、一流の医師たちと科学者たちが、人間の脳と魂と“あの世”を徹底検証した一冊。
“臨死体験”の内容も書かれており、ドキドキハラハラしながら読める。未知の世界は面白い。
私が見た未来 完全版
私が見た未来 完全版
たつき 諒
内容紹介
東日本大震災の発生をその12年前に言い当てていた“幻の予言漫画”を復刻。漫画のもととなった著者の夢日記の内容や、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という新たなる予言も収録する。
著者紹介
漫画家
本作は、著者が予知夢を見た後にせっせと書き止めた夢日記のなかから、現実化した体験を描いた漫画。
中でも、東日本大震災の発生をその12年前に言い当てたと言われている【表紙イラストに「大災害は2011年3月」と具体的な年月を書いた】件については、単行本締切日に夢で見て、とても重要だと思って付け加えたとのこと。この本で警告することで、ひとりでも多くの人が気づいてくれれば大災害も避けられると思ったという。
そして、著者は次に来る大災難の日は「2025年7月5日」との夢を見ている。信じるか信じないかは別として、この詳細が気になった人は本を読んでみたらよいと思う。
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スピリチュアルライターとして1000万円以上を費やしていろいろ経験した著者だからこそ書けるニセモノの怪しさとホンモノのすごさ、両面のエピソードが見られて面白い一冊。
また、お金と暇さえあれば海外のスピリチュアルカウンセラーのもとにも飛んでいくパワフルさも頼もしいし、スピリチュアルライターをやっているからこそ得られるツテも興味深い。諸々の体験も楽しく読めた。占いブームの今こそ読んでみたい本。