【このオシャレ一生もの!】大人コーデ&クローゼットのコツとルール本


全オシャレ迷子必読!スタイリスト、ファッションブロガーたちが伝授する、手持ちの服やプチプラ服でもおしゃれな高見えコーデを作る方法、ワードローブの稼働率を上げるコツ、時短クローゼット、つくりおきコーデなどを指南する本を紹介します。


手持ちの服でなんとかなります


手持ちの服でなんとかなります 
スタイリストだけが知っている着こなしのコツ 

杉山 律子


内容紹介
手持ちの服やプチプラ服でもオシャレな高見えコーデは作ることができる! ファッションに使うお金と時間を節約しながら、自分を素敵に見せられる方法を、NG例とOK例の比較写真も交えて紹介する。

著者紹介
福岡県生まれ。パーソナルスタイリスト/一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。パーソナルスタイリング講座に加えファッションのプロの育成にも尽力。DMMオンラインサロンを運営。

この本はとにかくすごい!「服はあるのに、今日着れる服がない」を解消する着こなし力を養うテクニックをOK/NGの写真とともにわかりやすく紹介してくれるのだ。

私もアラフォー世代、似合わなくなる服がどんどん増えていって、クローゼットの前で幻滅することが多いのだが、本書ではそこで諦めずに服を自分に合わせていく作業(服はそのまま着ない)ことを推奨している。簡単に言うと、服の着方によって、動きを出したり、表情をつけること。

白は万能カラー、白アイテムはコーデの救世主である。そういったスタイリストならではの視点でファッションの相性を教えてくれる本。

また、目からウロコだったのがクローゼットの考えかた。クローゼットの片づけで「ときめくものを残す」を基準にすると、ファッションはとんでもないことになる。わかる。断捨離し過ぎてめちゃくちゃしたもん。

そこで解決策として、一見ときめかない地味服、シンプルな脇役アイテムこそ、コーデでいい仕事をしてくれるという。「ときめくクローゼット」は、ときめく服ばかりなのではなく、毎朝コーデを組むのが楽になるクローゼットのことである。なのだそう。ほほお。


フランス人は10着しか服を持たない 2


フランス人は10着しか服を持たない 2
今の家でもっとシックに暮らす方法
 
ジェニファー・L.スコット


内容紹介
お気に入りの飲み物はゆっくり味わう。出かけない日でも身ぎれいにする-。フランスの貴族の家にホームステイした著者が、パリで学んだ日常の家事を楽しくこなすコツや、心が深く満たされるエレガントな暮らし方を紹介する。

著者紹介
南カリフォルニア大学卒業。大学3年生のときにフランスのソルボンヌ大学、パリ・アメリカ大学へ留学。典型的なカリフォルニアガールだったが、パリの由緒ある貴族の邸宅で暮らすことになり、マダム・シックに出会う。その生き方に感銘を受け、2008年よりライフスタイルブログThe Daily Connoisseurを執筆。

1冊目は読んでいたけど、そう言えば2冊目は読んでいなかったなと手に取ってみた本。

何度読んでも、この著者のような、シンプルで、自分がよろこぶ暮らしをしたいなあと思う。


正直、服はめんどくさいけれどおしゃれに見せたい


正直、服はめんどくさいけれどおしゃれに見せたい
Fashion Comic Book

のどか


内容紹介
カーキを使うとフリルもリボンも平気。流行色はとりあえず無視。ヒートテックは黒を買わない…。自分が着て楽しく、そして快適に過ごせて、とてもおしゃれに見せるルールを紹介します。男性や家族のコーディネートも掲載。

著者紹介
Ameba公式トップブロガー。1996年桑沢デザイン研究所卒業。広告代理店にデザイナーとして勤務。イラストから広告デザインまで手掛ける。結婚退社後、大手ファストファッションにアルバイトとして勤務したのち、正社員となり活躍。アパレル勤務経験を活かし、ファストファッションを中心としたコーディネートをイラストと自身の写真で紹介したブログが人気となりAmeba公式トップブロガーに。キュレーションサイトでもユニクロを中心としたプチプラコーデのイラストコラムで活躍中

考える時間ゼロでおしゃれに見せるコツを紹介してくれる本。これを読むと、いかに自分のダサい趣味で服を買ってはいけないかが身に染みる。

大人スタイルをきれいに着こなすためのコーディネートは、ちょっとしたテクニックを知っておくことが重要だとわかる。30歳を超えたら大きいチェックのシャツは着ないとか、キャラクターものは切手サイズぐらいだったら年相応オシャレに着こなせるとか、目から鱗がボロボロ落ちる。


お金をかけずにシックなおしゃれ


お金をかけずにシックなおしゃれ
21世紀のチープシック

小林 直子


内容紹介
本当におしゃれな人は、どんな風にお金を使っている? 着ない服で太りすぎたクローゼットをどうにかしたい人に向けて、限られた予算でも、心が躍る服、靴、バッグを手に入れる、一生もののメソッドを伝える。書き込み欄あり。

著者紹介
ファッション・ブロガー。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、文化服装学院卒。東京コレクション参加ブランド、大手アパレル会社の企画室を経て独立。2010年7月よりファッション・ブログ「誰も教えてくれなかったおしゃれのルール」を始める。現在、湘南エリアを中心に独自に開発したメソッドによるファッション・レッスン、各種ワークショップの開催等、活動中

そうだよ、過去の私は着る気の起きない服をなぜかゴマンと買ってきた…。

この本でいう肝心なこと、『着ない服を増やさない』『無駄な服を減らす』『1枚のクオリティを高める』『ワードローブ全体の稼働率を上げる』全て仰るとおり。

思い切って、週末に断捨離したくなる本。


毎朝3分で服を選べる人になる


毎朝3分で服を選べる人になる
大草 直子


内容紹介
クローゼットがノールールだと、「おしゃれ」も無秩序に。忙しくても3分で「その日のスタイリング」を決められるよう、人気スタイリストが10年悩んでたどり着いた「時短クローゼット」の作り方を紹介します。

著者紹介
1972年東京生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わる。スタイリストとして独立後、ファッション誌、新聞、カタログ等で活躍。理論的なコーディネートとシンプルなセレクトに定評があり、一躍人気スタイリストに。2015年からはウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」の編集長を務める

タイトルどおり『3分で終わる』良いワードローブの揃え方、クローゼットの並べ方といった技術的な話から、アラフォーを過ぎ、体型に変化がでてきたときの考え方や気を付けるべきファッションまで、これからを美しく生きるための、実に頼もしい指南が詰まりまくっている一冊。

潔さは必須のようです(笑)


朝1分で服が決まる4つの法則


朝1分で服が決まる4つの法則
必ずほめられる「つくりおきコーデ」が誰でもできる!

みなみ 佳菜


内容紹介
「つくりおき」の月-金コーデで、毎朝のイライラ服選びとサヨナラ! クローゼットに必要な9アイテムや、4ステップで完成する「朝1分のつくりおきコーデ」などを紹介します。書き込み欄あり。

著者紹介
パーソナルスタイリスト,スタイリングオフィス「KOROR」主宰,元・ファッションレスキュー・勤,「Eddie Bauer Japan」店長


筆者はの職業は、パーソナルスタイリスト。いわゆる、一般人を対象に、日常で着る洋服のコーディネート全般の相談を受けるスタイリストである。一人ひとりのライフスタイルに合った、その人らしい魅力が伝わる『装い』を提案し、悩みを解決してくれるいくのが仕事である。

その経験をもとに本書では、一般人でもわかりやすくて学びになるファッション雑学や、おすすめの形・カラーなどのほか、具体的に筆者オススメのブランドが紹介されている。

中でも表『フォーマル&カジュアルランク』 は、『フォーマル』から『カジュアル』の度合いを5段階に分けたものが秀逸。それぞれのシーンに適した洋服のアイテムが一目瞭然でわかり、TPOに合わせたファッションがまるわかり。ものすごく実用的で嬉しい。

『仕事着迷子』の人は、必読の一冊。

MEMO

8割以上の人が毎朝『仕事着迷子』と化している3つの理由
1.ワードローブのアイテムが偏りがある
2.『フォーマル&カジュアルランク』を無視している
3.内面と外見がチグハグになっている

MEMO

厳しいことを言うようだが、モノトーンでもイキイキと見えるのは、悲しいかな30代半ばまで。アラフォー世代の大人の女性は、『色のチカラ』の助けを借りなければ、印象が地味になるばかりか、お疲れ顔が際立ってしまう。

MEMO

キレイ色ブラウスは『春にまとめ買い』を。オレンジ・イエロー・黄緑など、イエロー系3色は、春物のシーズンにしか店頭に並ばない。ゲットする時期を逃さないことが重要。キレイ色ブラウスの優秀なところは、買うのは春でも着るのはオールシーズンなところ。

MEMO

『女性の正装はスカート』はルール。トレンドやセンスのよさだけを追いかけるのではなく、『社会性』を表現するファッションを身につけることが、大人の女性には求められる。


魔法のクローゼット


50代になった娘が選ぶ母のお洋服
魔法のクローゼット

くぼしま りお


内容紹介
誰もが憧れる美しい86歳。角野栄子スタイルは、娘がコーディネートしていた。気持ちが前向きになる色合わせ、安全で動きやすく機能的なデザイン…。大人になった娘と母のためのファッション・ブック。

著者紹介
1966年東京生まれ。文化学院美術科卒業。子供の本の創作や翻訳に取り組み、イラストレーターとしても活躍。著書に「ブンダバー」シリーズなど。

見ているだけでワクワクして楽しくなる、シニアのためのコーディネート本。カラフルで可愛くて個性的、でも変に浮かないし、おしゃれにしかみえない。

そういったイラストと実際のコーディネートが掲載されている。こんなシニアになりたい。

生き生きとファッションを楽しむ、暗い色だけがシニアじゃないと気づかされる素敵な一冊。


40歳までにオシャレになりたい!


40歳までにオシャレになりたい!
トミヤマ ユキコ


内容紹介
全オシャレ迷子必読! グレーのパーカーばかり着てADにまちがわれていた著者が、大人のオシャレを身につけるまでを綴った実用エッセイ。
『FLAG SHOP』『女子SPA!』連載を加筆し単行本化。

著者紹介
ライター・早稲田大学文化構想学部助教。大学では少女マンガ・サブカルチャーについての講義を担当

オシャレかどうか判断のつかない個性的な服を面白い、可愛いとして身につけてきたところに40歳の壁。年齢で似合わない服が出てきたことをひしひしと感じてきたところにドンピシャで同じことを考えてる人がいた!(笑)

苦手なコンサバ系を取り入れて、大人オシャレをもがきながら探求しているさまが面白い一冊。


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