ロックミュージシャン、DJ、音楽家、など、音楽に関するアーティストのエッセイを集めました。
DJ KOO流 心・体・脳の整え方
あと10歳若くなる!
DJ KOO流 心・体・脳の整え方
DJ KOO
内容紹介
これさえやれば、40代、50代、「その先」も疲れない! メンタル、健康、コミュニケーション、仕事、趣味…。
“還暦超えアーティスト”DJ KOOが実践している小さなルーティンと習慣術、人生観を語る。
著者紹介
1961年生まれ。東京都出身。TRFリーダー。サウンドクリエイター。
ダーリンの進化論/高嶋ちさ子
ダーリンの進化論
わが家の仁義ある戦い
高嶋 ちさ子
内容紹介
ヘヴィメタ好きな夫、究極のかまってちゃんの父、ダウン症の姉…。ぶつかりながらも本音で生きる家族は楽しい! 生まれ育った高嶋家の「弱肉強食ルール」や、育児も手伝い「妻に逆らえるまで」に成長した夫について綴る。
著者紹介
ヴァイオリン奏者,チョコレートファッションのメンバー,本名:知佐子
今やテレビでおなじみ高嶋ちさ子の生い立ちから現在に至るまで、強烈で面白過ぎるプライベートが記されたエッセイ。とにかく笑えて元気が出る。
苦難があってもへこたれない、最終的には自分の糧にしてしまう。パワーみなぎる著者の源を知ることができる一冊。
黄金の60代/郷ひろみ
黄金の60代
郷 ひろみ
内容紹介
周囲からスターと崇められる郷ひろみ。その裏には隠された生き様があった。
そんな郷ひろみの習慣やこだわりをはじめ、両親や友人、歌に対する思いなどを自身で綴る。
月刊『ゲーテ』連載を加筆修正して書籍化。
著者紹介
歌手,俳優,本名:原武裕美
郷ひろみのストイックな生き方とそれに行き着く考え方が詰まった一冊。郷ひろみの人生は60代からピークを迎えていくのだ。
人生の先輩として神々しすぎるが成功者たる所以がよく分かるので、スターを目指す人には一読していただきたい本。
なお、いま現在精神的に参っている人にはパワーが強いのであまりお薦めしない。
GACKTの勝ち方/GACKT
GACKTの勝ち方
GACKT
内容紹介
なぜGACKTはそんなにお金があるのか? 人脈、プライベート、趣味、信用、自分自身…。人生すべてをマネタイズするGACKT流“人生の勝ち方”を明かす。
著者紹介
アーティスト。1973年7月4日生まれ、沖縄県出身。A型。ビジュアル系バンド・MALICE MIZERを経て、ソロ活動『GACKT Job』を始動。
常に高いモチベーションでラク(楽)を捨てヒリヒリと生きている。
GACKTという男の真髄に触れ、ますますホレる一冊。
そして生活はつづく/星野源
そして生活はつづく
星野 源
内容紹介
つづくのなら仕方ない。つきまとう虚無感に立ち向かえ! 地味な生活の中からおもしろさを見つけだせ! くだらないのに涙こぼれる、比類なきエッセイ。
星野源原作、小田扉の描き下ろし漫画、俳優・きたろうとの対談つき。
著者紹介
1981年埼玉県生まれ。学生の頃より音楽・演劇活動を行う。2000年自身が中心となり、インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。03年舞台『ニンゲン御破産』への参加をきっかけに大人計画に所属。音楽家、俳優、文筆業など多方面で活躍中。10年に、ソロアルバム『ばかのうた』で本格的にシンガーソングライターとしての活動を開始。文筆家としても多数の雑誌連載を持ち、2冊の単行本を刊行。
ゆるいエッセイが和み癒されプッと笑える。ありがたい。星野源が星野源となった由縁がわかる一冊。
ばかばかしいエッセイもあれば、真面目な考察もあり、しんみりする部分もあって読み応えあり。
凍った脳みそ/後藤正文
凍った脳みそ
後藤 正文
内容紹介
Gの駆除に奔走したり、機材を擬人化したり、ホームセンターに何度も走ったり…。
人気ロックバンドのフロントマンが、自作スタジオで日夜起こる出来事を綴る。
『みんなのミシマガジン』連載を加筆し単行本化。
著者紹介
1976 年静岡県生まれ。日本のロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。ソロでは「Gotch」名義で活動。
また、新しい時代とこれからの社会を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長を務める。レーベル「only in dreams」主宰。著書に『何度でもオールライトと歌え』(ミシマ社)、『YOROZU妄想の民俗史』(ロッキング・オン)、『ゴッチ語録』(ちくま文庫)がある。
『そんなことは業者に任せ、その時間で音楽を作ってくれ。この本を読んだファンはそう思うであろう』帯の紹介文でそうあるとおり、15年来のアジカンファンである私も、激しくそう思った。しかし、それがゴッチであって、アジカンの源なのである。
シンガーソングライターであるゴッチの、面白可笑しいワードセンスは秀逸で、ニヤニヤしながら読める一冊。
このスタジオで製作されたアルバム『ホームタウン』もぜひ聴いてほしい。
ラブという薬/いとうせいこう・星野概念
ラブという薬
いとう せいこう / 星野概念
内容紹介
もう我慢を大切にするのはやめよう。ケガをしたら外科へ行くような単純さで、つらいなら精神科へ行こう。
患者・いとうせいこうと、主治医の精神科医・星野概念の、心をめぐる対話。
著者紹介
いとうせいこう
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。
星野概念
精神科医・ミュージシャンなど。
「精神的な病気には、『傷』と『弱さ』両方がある。日本は『傷ついた人』が泣き寝入りしなきゃいけない文化だ」と語られていて、確かにそうだなと納得するも、その事実自体が悲しいとも思う。
「もっと早い段階で精神科を頼っていいってことを知ってほしい。」
そう語る患者・いとうせいこうと、主治医の精神科医・星野概念の対話はどれも納得が強く、私もこの対談内容を多くの人に知ってほしいと思った。
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テレビではポジティブなイメージが先行するDJ KOO。本書は、大病を克服し、還暦超えた今だからこそ語れるメンタルや健康について、優しい口調で書かれている。
読んだ感想として印象的なのは「DJ KOOって、すごく気遣いの人なんだなあ!!」「コミュニケーションや自分の体をとても大切にしているんだなあ!!」ということ。
ちょうどいいマジメさとストイックさで気持ちをコントロールしていて、不調時には、意識的に「切り替えスイッチ」を押しているという。
加齢と人生に対する心構えとして、学ぶことが多々ある一冊。